保育園の設立趣旨と歴史
アトムの3つの柱
アトムっ子通信

アトムの3つの柱

アトム共同保育園が保育プログラムを作成するにあたり、基本理念とするアトム共同保育園の3つの柱を紹介いたします。子どもを保育するにあたり、大切にしている想いをお伝えします。

1. 自己表現の力を養うこと

子どもが、自分の思いや感じたことを素直に表現できるように努めます。「やりたくない」という気持ちさえも押さえ込まず、やりたくない気持ちも素直に表現できるようにします。

子ども同士のトラブルは必要不可欠な体験です。

  • すぐには止めない。結果手が出る場合などにおいても、手を出すだけでは、相手には自分の思いが分かってもらえないことを体感させ、
    言葉で伝えることにつなげる機会にする。
  • トラブルを通して自分の気持ちを表現する事で自分を知り、相手の気持ちに気づけるようにする。
  • トラブルの中で、大人がすぐに答えを出すのではなく、子どもに問いかけ考えさせる機会を作る。

2. 1人1人の個性を大切にすること

子どもが、個性を活かしのばせる環境をつくります。

  • 年齢別の成長の特徴を理解する。
  • 子どもの個性を見極め理解する。
  • 子どもが引き起こす問題行動にはどんな子どもの思いや、背景があるのか探り、 子ども理解を深めるように努力する。

※障害児や発達上の課題がある子どもには、個別のカリキュラムを作成し、家庭及び町の関係機関と連携を密にしながら対応します。

3. 人間関係作り

子どもの自発的な遊びを大切にし、自分を認め、相手を認める人間関係の土台をつくります。

子どもと保育士 子どもが安心感を持てるように関わり、自己表現できるよう共感し、受け止め、理解しながらやりとりを深める。時には保育士の気持ちを正直に伝え、子どもにも保育士の心を理解してもらうように努める。
保護者と保護者 お互いの子育ての悩みに限らず、しんどいことなど何でも言える、困った時に助け合える関係の構築をしていただく。 クラス懇談会、各行事を通して、関係を深め、卒園後もつながっていけるようにする。
保育士と保育士 職員同士で反目関係、派閥グループなどを作らないように、職員会議では自分の思いや考えを表明する。アトムの職員としての自覚(保育園に求められている使命)をしっかり持つ。 人の失敗やトラブルなどを、自分のこととして捉え責任追及に終わらず共に考え、補い合い次に活かしていく。
保護者と保育士 共同の精神をモットーに、支えあい、認めあえる関係を作 っていく。 それぞれの立場を理解し保護者の思い、保育士の思いを出し合う場 (各種の懇談会)を活用し子どもにとって最善のことは何かを考えあう。

 

その他、保護者として大事にしていただきたいこと、当園が目標にしていることなど、当園が大切にしている想いを載せた資料を別途作成致しましたので、詳しく知りたい方はこちらをダウンロードください。

「カリキュラムにこめた想い」をダウンロード