保育上の配慮
保育士が子どもを保育するにあたり、大事にしている習慣や行いを紹介いたします。
1. 毎日すること
毎日の習慣として、保育士は次のようなことに特に配慮して、子どもを保育しています。
- 朝の視診をしっかりする。
- 人数チェックを、生活の節目で行う。朝夕の合同保育、散歩先での確認、散歩グッズ (笛、防犯スプレー、携帯電話、傷薬)の点検をする。
- 投薬があるか、したかどうか、毎日担任間で確認する。
- 睡眠・食事・便の状態は、子どもの健康状態の目安となるので、観察する。
- 各年齢にあった絵本、歌を取り入れる。
- 食事は、よく噛んで食べるようにする。(脳の発達、口の周りの筋肉強化)
- 新たな発見や興味がもてるように豊かな体験ができるようにする。
- 生活習慣においては、クラスの担任間で意見を一致させ同じ対応をする。 大人が面倒くさがらずに、徹底して子どもに繰り返し伝え、習慣づけていく。 (なぜするのかを丁寧に伝える)
- 叱り方は子ども自身の全てを否定するように聞こえてしまう声かけをしない。 子どもの言葉に耳を傾けて、子どもの気持ちを知る。
- 室内、ホール遊びの注意事項を徹底する。
- 夕方園庭遊びの際、保育士の立ち位置に気を配る。
- 冷暖房使用時、外気温から±5度を意識する。(湿度、空気の入れ替え)
2. 夏の季節にすること
夏の暑い時期、保育士は次のようなことに特に配慮して、子どもを保育しています。
- プールの前はおしりを洗う。
- 夏場は特に水分補給に気をつける。季節の変わり目、朝夕服装のチェックする。
- 外遊びや散歩の時はヒールのあるサンダルは禁止にする。
3.保護者様へのサポート
保育士は次のようなことに特に配慮して、保護者様のサポート、関係を築いていきます。
- 新入園保護者様には、安心感をもってもらうような言葉かけを心がける。
- 行事を通して保護者同士がつながれるようにパイプ役になる。
- 必ず守って欲しいことは、遠慮せずに伝える。 (日報の持参と記入、生活記録表記入、投薬届けの提出、送迎時間、送迎人変更)
- 送迎時は元気に挨拶する。お迎え時1日の子どもの様子を知らせる。
- 各家庭のニーズを聞き、できる範囲で受け入れる。 (離乳食の変更、洗濯物を減らす)
- 0歳児に多く見られる病気や対応など事前に知らせ、知識をもってもらう。
- アトムっ子の実名、写真、ビデオ撮影の了解をもらう。
その他、子どもが嫌がるものを、年齢傾向別にまとめた内容も含めた資料を別途作成いたしましたので、育児の参考にしてください。 詳しくはこちらをご覧ください。